小津監督の初カラー作品。
モノクロからカラーになっても緻密なこだわりが感じられる色彩感覚に感服。
カウリスマキの赤いやかん、この作品だったのかぁ。やかんのみならずクッションや座布団、水筒にタオル、…
・全体、特にメインのストーリーはあまり響かなかったが愛しいサイドストーリーにあふるる映画。
・主人公がシリアス顔な一方、鮮やかにストーリーを進める女優達。幸子は「~どんのやぁ」という謎関西弁がかわ…
小津安二郎はじめてのカラー映画だそうです。小津映画解説でよく引き合いにされる赤いやかんも出てきました。
大企業の常務である平山渉(佐分利信)が長女節子(有馬稲子)の突然の嫁入りに気を揉むという話で…
家族と結婚を軸に綴る、頑固な父親の子離れドラマ。
本作の概要としては、昔ながらの頑固な父親が娘の結婚を認めたくないのだが……といった内容となっています。
初の小津安二郎監督作品でしたが、かなり楽しめ…
駅員たちがホームのベンチで油を売って、花嫁衣装を着た新婦の姿を眺めながら「さっきのぽっちゃりした方は良かったな」「あれは駄目だ貧相だ」などと、余計なお世話だと言いたくなるような他愛もない会話をしてい…
>>続きを読む