話は好き、静かなシーンがめちゃくちゃいいし、やっぱり何よりも画が素晴らしくてずっと見てられるから観てられる。
やりたい映画がわかる。
でも、少し退屈な演習のシーンもある。決して山を下るシーンとかでは…
まるで村上春樹氏の初期作品を読んでいる気がしていた。無口でつかみどころのない少女と、後ろ暗い過去を持つ老人。なぜか主人公に好意をよせる美人女優、自虐的な詩を詠む男(羊男だ!)。5人の冒険譚になってい…
>>続きを読む作家の放浪記
ヴィムヴェンダースの死生観が垣間見える
空撮オープニングからの椎名林檎正拳突き
ヴェンダースらしからぬガッツリ濡れ場。てか本作は直接的な表現が比較的多い
歩き話 崖沿いのロケーションが…
作家の主人公が人生経験の乏しさから良い作品を書けず、母ちゃんに「金をやるから旅にでといで!」と言われ、渋々(?)旅に出るというロードムービー。
しかも、結構いい歳の男なのに…。
列車の中で早速新たな…
少しじめっとした暗さがずっとある。
自分を見つめ直すために旅に出るが、実際何かためになるものはあったのか....
ためにならなくても良いのかもしれない、まわり道でも良いと思えるような作品。
間…
実は鑑賞した事が無かったヴェンダースの初期の作品群。
本作も「パリ、テキサス」「ベルリン 天使の詩」辺りの作品と比べると、東西ドイツ分裂時代の暗さ、どこか鬱屈した感情に満ちあふれてる。晩秋から冬に…
このレビューはネタバレを含みます