このレビューはネタバレを含みます
1948年のアカデミー作品賞受賞作
ジャーナリストのフィルが「反ユダヤ主義」について記事を書くために自らをユダヤ人と名乗り調査を始めるという社会派な話だけど公開して80年が経とうとしてるのに今でも…
後半は同じことを何度も刷り込みにきているような感じだったが、ペックさんに冷たくされるキャシーが自分も反ユダヤ主義者なのか?となるのがいちばんの肝だと思う。声を上げるべき場面でそうしないのは彼らに迎合…
>>続きを読む「反ユダヤ主義」に関する記事の連載を持ちかけられたフィルは、悩んだ末に、ユダヤ人になりすまして取材することに。
ユダヤ人である事を公表した端からから変わる周りの目、ホテルへの宿泊拒否、息子の学校で…
47年は、反ユダ社主義を題材にした作品が2本作られた。ドミトリクの「十字砲火」とカザンの「紳士協定」だ。カザンはオスカーの作品賞、監督賞、助演女優賞を受賞、ドミトリクは無冠で終わった。本作はユダヤ人…
>>続きを読む第20回アカデミー賞作品賞
ここできたかグレゴリー・ペック。
記者のフィルはクリスチャンであるが、反ユダヤ主義の記事を書くため自らユダヤ人と偽って生活することに。
すると彼らが受ける理不尽な差別…
第20回アカデミー賞作品賞受賞作品。
ものすごく社会性のある内容でこーいった作品が賞を獲れるという走りの作品だったのかな?
よくこのテーマでやったなという単純な凄さがあるのは間違いないんだけど、…
私は差別は最低最悪な人間がすることであり、差別は絶対に許さないと考えてた。しかし自分自身、人種や宗教で差別をされた経験は今のところ無く、家族や友人など周囲でそういった経験をした人もおらず、差別を他人…
>>続きを読む映画が公開されたころはまだ差別という考え自体がなかったそうで。
それはそれですごい時代だと思うが、ユダヤ人への差別というある種タブーなことを映像化する勇気を見たい。
実は出てくるのはクリスチャンで…