スイスイと良く動くカメラや繋がらない編集は、あーヌーヴェルヴァーグ直撃世代だなあという感じ。ヒロインの代わりに壁の絵を映す会話シーンなど面白くはある。
主人公による「シネマ・ヴェリテの上映」や「女は…
ベルトルッチは生粋のマザコン気がある()から今回の親近相姦じみた設定も納得いく笑 コミュニストを自覚する青年の欺瞞、彼は自らのアイデンティティを追求し続けて暗殺の森や暗殺のオペラを作り上げたんですね…
>>続きを読む1964年 伊 ベルナルド・ベルトルッチ監督、若干22歳!の時の作品。
スタンダールの名作「パルムの僧院」を下敷きにした監督の半自伝的な作品とのこと。
1962年4月のイタリア・パルマ。
ブル…
ハッハー最高!コッテコテのこじらせ映画!劇中で『女は女である』を観に行くシーン、アンナカリーナの魅力を語らせるシーンがあることから当時のベルトルッチがゴダールに傾倒してたことは間違いないし、叔母ジー…
>>続きを読むジーナ役のアドリアーナ・アスティが、ジョヴァンナ・メッツォジョルノに似てるんで、親子か?と調べたら全然違った(笑)でもアドリアーナ・アスティは大変に美しかった。途中ゴダールの「女は女である」をファブ…
>>続きを読む"革命前夜を生きなかった者は、生きることがいかに甘美か理解できない"-タレーラン
タイトルからしてもっと政治的な映画かと思ったけど、ブルジョワ階級の青年が叔母との禁断の恋に思い悩む話だった。周りの…
左翼思想の堅物なブルジョワぼっちゃんが、友人の死や叔母との禁断に恋に苦悩したり、理想と現実の間で揺らぐ自らのアイデンティティを模索し葛藤するお話。
終始漂う退廃ムードとモノトーンの映像と主人公の青年…