詩的映像クリエーターのベルトルッチ監督作品
自由とは正義と民主主義のことである。
ブルジョア階級の暮らしに反発して共産主義者となった青年は、美しい叔母と禁断の恋に落ち、自分の未熟さや中途半端なイ…
嫌いでもそんな苦手でもないけど得意じゃない。物語の筋は難解じゃないけど、詩的であると同時に思想系の会話が多すぎて飲み込みきれない。
一方で、白黒の画面は芸術的で惚れ惚れとする。暗殺の森もそうだけど…
ベルトルッチ22歳の頃(俺と同い年!)の作品。
はるか後に制作された彼の「ドリーマーズ」にもつながるような内容で、共産主義、革命思想に傾倒した若者の脆さが叔母との近親相姦という危険なテーマ性とともに…
いろんなことをあれこれ考えていて、行動に移したいとは思うもののもう一歩が踏み出せない、そのままズルズルと。革命前夜を生きることしかできないとのこと。やりたいことやれない感は嫌いじゃないけど、やりたい…
>>続きを読むマルクス主義に傾倒する若者が、様々なことをきっかけに自信の思想に疑問を持ち葛藤する話。ベルナルド・ベルトルッチの自叙伝的映画。ストーリーは何回で難しい…。映像美とアドリアーナ・アスティを楽しむ映画か…
>>続きを読む中二病こじらせたブルジョワジーの若者がメンヘル叔母との近親相姦恋愛を経て自分の分をわきまえるまでの話。彼の行動原理の基調となるのは未来への恐怖であり、それを補償するファンタジーとして決して蜂起される…
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上辺の教養人が何かこじらせちゃってリリカルに憂うみたいな感じってよくあるけど、台詞が大方何言ってるか分からずイライラするだけでホント何が面白いのか全然分からん。そのやり取りが的を射て鋭い系なのか滑…
物々しいタイトルだが、雰囲気は60年代イタリア発のお洒落映画。
マルクスや共産党大会などが出てくるとはいえ、物語があるような無いような展開はやや辛い。
ベルトリッチ監督の当時の嫁さん、アドリアーナ・…
すでに後年の作品のモチーフがいろいろと。暗殺の森からオペラ、1900年リトルブッダまでが遠く聞こえる。確かにヌーベルヴァーグ的とは言えるがベルトルッチのリズム感は逆にクロード・ルルーシュの男と女の詩…
>>続きを読むうわあ!青臭い映画だなって思ったらベルトルッチ22歳の時の作品。もう、なんか映画好きの左翼学生映画まんま!しかも急にアドリアーナアスティのアイドル映画みたいになったり撮影編集がゴダール風になったり、…
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