【光るフォンダの名演、それを受けるデュークの好演】
久しぶりにゆっくり映画を観る時間ができたので、ジョン・フォードの『アパッチ砦』を観た。
フォード監督の作品のなかでは、上位からちょい下のラ…
この前観た「折れた矢」に続いて、今回もアパッチに関連した話。今作にもコチーズ族長が登場するが、野蛮な民族としてではなく、道理をわきまえた賢者として描かれている。現場に精通した部下の意見に耳を貸さず、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
新しく赴任した中佐の無謀な指揮の下でアパッチ族と戦う騎兵隊の話。
多くの軍馬が走る戦闘シーンは壮観。
中佐の娘と若手士官の恋。
大掛かりなダンスパーティ。
記者「皮肉なものだ。指揮官以外は皆忘…
兵隊然としたキャスト達のメリハリの効いた演技が良くて集中して観ることができた。
まるで無声映画時代のコメディーを彷彿とさせるシーンもあって面白くも興味深い。
ストーリー的に回収がないことも幾つかあっ…
現場知らない上官の失策によって部隊壊滅するモノの先駆けか!君の意見は聞いていない、質問は?…ありません
前時代的な"野蛮人"インディアンと戦う善玉の白人みたいな図式がどうしても好きになれず、いまひ…
ベトナム戦争以前にこれほど正直に敗戦を描いたアメリカ映画があるというのに驚かされた。しかも愚将の思い付きに振り回されたが故の敗戦で、それが「名誉ある敗戦」に仕立て上げられる過程が観客には示されるのだ…
>>続きを読む多分、若い時にVHSで観ていたと思う。思う、というのも今回観直していて、シーンで観たことがある様な気がした所が数カ所あるから。でも確証はない。年取るって嫌ですね^^
それはともかく誉高き名作の香り…