ド傑作。戦時下の上官vs部下の対立モノ。上官役のヘンリー・フォンダがまぢで堅物で嫌なやつとして描写されており、ここまでヘンリー・フォンダの使い方が適切な映画を見たことがない。『ウエスタン』以上だ。
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無惨な敗北をあっさり描くのが素晴らしい。『リバティ・バランスを射った男』然り、史実を指摘しながらも神話を否定しない(二つを架橋するジョン・ウェイン!)スタンスに痺れる。リー・マーヴィンがインディアン…
>>続きを読む「見えるのは旗だけ」
このセリフの通り、文字情報ではなく、運動の中にこそ真実が刻まれる。それが映画らしさだし、その表現を極めまくった監督がフォードだ。今作も、アクションの美しさを存分に堪能できる。…
疾走する馬により土煙が立ち、煙が捌けると騎馬隊が画面上から姿を消している、これぞマジック
これほどまでに落馬シーンを収めた映画も多くはなかろう、どれくらいのスタントマンが出演しているのだろうか、心意…
荒野を疾駆する騎兵、
砂塵渦巻く荒野は
どこまでも続く。
それを見守るは観衆と
そびえ立つ
モニュメントバレーのみ
名匠ジョン・フォード
騎兵隊三部作
「アパッチ砦」
西部開拓時代における先住…