1941年製作、このテーマを度々取り上げるジョン・フォード監督作品。
以前はタバコ・ロードと呼ばれた地域だが、不作続きで食うのもままならない。
主人公の農家も多くの子供は何処に行ったのやら、残ってい…
終始動物的でめちゃくちゃな家族を観察する感じだが、合間合間に正気な、近代的な道徳観で律せられた人間が出てきたり、問答無用に美しかったりおもしろかったりするショットが出てきたりして、感情が乱される。た…
>>続きを読むジョン・フォード監督作。
貧困層の白人一家に焦点を当てた作品だが、『怒りの葡萄』ほどシリアスではない。どちらかというと人間ドラマよりもコメディに近く、貧しいながらも日々楽しく前向きに生きようとする…
超陽性プロレタリア映画。
主人公の爺さんを筆頭に、登場人物全員エネルギー過多な感じだが、特に毎回キレ散らかしている息子が良いキャラ。
『周遊する蒸気船』終盤のようなテンションが続いたと思ったら、嘘…
あらすじから『怒りの葡萄』と同じく貧しい農民の暮らしをユーモアを交えつつ描くのかと思いきや、完全にスラップスティック・コメディじゃんこれ。しかもそのドタバタ具合が度を越してて笑っていいのか迷うレベル…
>>続きを読むかつてタバコ産業で栄えた土地で暮らすユーモラスな貧乏人たちが右往左往するコメディ。腹減ったジジイとバカっぽい婿の流れるような会話劇に冒頭から掴まれた。異常にハイテンションな演技とハイテンポで滅茶苦茶…
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