時代の流れに・・・★3.5
J・フォード監督の1940年作品“怒りの葡萄”41年に作成した“わが谷は緑なりき”と“タバコ・ロード”・・・。
タバコ・ロードはまさに“怒りの葡萄”と“わが谷は緑なり…
このレビューはネタバレを含みます
時代の流れに取り残されたレスター一家。老夫婦は生き方を変えられなくて寂れたタバコ・ロードでの生活にこだわる。子どもたちはそこでの生活が嫌で家を出てナシのつぶて。
十数人子どもがいるのに、よっぽどそこ…
ボロ自動車がエンストでビートを刻みながら、門をブチ破る幕開けで傑作を確信した。
800ドルの新車も十数分後にはスモークが吹き出し、道端に横転させられる。なおタバコ・ロードは未舗装路なので交通網も終…
何故この作品を観る事になったのか考えても思い浮かばない。ぶっちゃけ監督の力量が全ての様な感じの作品、食べるものを買う金も無い超貧困家族を一流のコメディタッチに描いている、最後まで一気に観れるぐらい面…
>>続きを読むアースキン・コールドウェルの原作をジャック・カークランドが戯曲化。ナナリー・ジョンソンが脚色、ジョン・フォードが監督した、白人の貧困農民一家の悲劇。長らくタイトルだけが伝えられてきた41年製作の本邦…
>>続きを読む全てが破壊の為に用意されたような過剰さ、アナーキーさ。蒸気自動車の如く煙を吐き出すオンボロ車の走行から只事ではなく、スラップスティック的。警笛と讃美歌、マージョリー・ランボーと音によって繋がるウィリ…
>>続きを読む165作品目
再鑑賞74作品目
一家揃って、頭がおかしい。
特に、息子の狂いぶりには笑いを越して恐怖も感じる。
しかし、じいさん考えが甘くないか。
お金を稼ぐ為にあれが嫌だこれは嫌だ。こんなの、問答…
このレビューはネタバレを含みます
貧しい農家の夫婦が住む土地を銀行が旧地主から買い取り、地代を払うか立ち退くかと迫って来、お金の無い農夫は地代が払えるだけの資金を挙げるべくもがくが・・・
めっちゃ面白かったけど、ちょっと惜しい気…
「風やほこりと共に全てが去った」
寂れてしまったタバコロードのレスター家。家族はどう暮らす?
41年の白黒作品。BGMや大振りな演技でコメディックなのはサイレント時代から引き継いだものなのかな。…