キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-に投稿された感想・評価（★3.1 - 4.0）- 2ページ目

ブリランテ・メンドーサ監督作。
カンヌ映画祭監督賞作品。

軽い気持ちから闇社会へと足を踏み入れてしまった警察学校生を描く。貧乏な警察学校の生徒であるペッピングは、大金の誘惑に負けて暗黒社会への強烈…

【隠れた18禁フィリピン版『冷たい熱帯魚』は鬼畜だった】
今年は異例のフィリピン映画年だ!｢ダイ・ビューティフル｣、｢ローザは告発された｣、｢立ち去った女｣に日本人監督・長谷井宏紀がフィリピンで撮っ…

• #フィリピン映画

あのアウシュビッツ強制収容所の門には「働けば自由になる」と記されていた。罪悪感は最初だけ。ゆずれないものを守るため、たった1度の悪事に手を染めたが最後、やがて、感覚がどんどん麻痺してしまう怖さが人間…

ドキュメンタリー映画のように主人公ペピンを追う前半、小さな幸せにあふれた日常…なのだけどもじゅうぶんな生活費を稼ぐげないんで、軽い気持ちでドラッグの裏世界へと足を踏みこんでしまうペピンの驚愕の一夜。…

『SHIFT』とは打って変わってこちらはフィリピンの危なさ、汚さ、残酷さを全面に描いた作品。kinatayとはタガログ語で"虐殺"の意味。何も起こらない話だけど、始終ピリピリ緊張した。ああ、そうだ、…

町名か何かだと思っていたら原題のキナタイとは「屠殺」という意味だとか。主人公以外にはこうした事件が特別なことではなくよくある日常の一端として淡々と描かれているのが逆に怖い。ラストまで見て、これは確か…