ベルイマン作品中 ペルソナを凌駕し
マイベスト。
憎悪と欺瞞。
ある種の実験映画
言語の通じない
架空の他言語国家の19世紀風のホテルで繰り広げられる
無機質な映像。
とにかく、冒頭のホテルへ…
このレビューはネタバレを含みます
2022/06/13 名古屋シネマテーク
【ベルイマン没後 15年記念特集】にて
『鏡の中にある如く』(1961年)、『冬の光』(1962年)に続く、「神の沈黙」三部作の最終章。
ヨーロッパのど…
神なき現代社会を生きる堕落した人間を描いた傑作。
異国の地に滞在を余儀なくされた姉、妹、その息子の話で、姉妹の対立がそのまま信仰あり/なしの対立として描かれていて面白い。異国の地というのもミソで…
説明台詞や演出を極力省いて作られて、起きたことやあるものだけが映し出される
その中にある不気味さがとてもいい雰囲気を醸し出していた
このどこを切り取っても絵になる美しさは白黒映画だからできたこと…
このレビューはネタバレを含みます
イングマール・ベルイマン監督作。
【ストーリー】
列車で旅行中の姉エステル、妹アナと彼女の息子ヨハン。病気に犯されたエステルの病状が悪化したことから、3人は途中下車した町のホテルで暫しの間過ごすこ…