幻の馬車の撮り方は恐ろしくも幻想的で素敵。監督脚本主演はヴィクトル・シェストレム(ベルイマンの野いちごの主演…!)「血も涙もない冷たい社会の中で少しずつ崩壊していく人間の尊厳」と「それによって狂気に…
>>続きを読むベルイマンやキューブリックに多大な影響を与えた100年前のスウェーデンのサイレント映画。
罪人が大晦日に命を落とし死神の下僕となりて死者の魂を集める馬車の御者となる。
罪と贖罪の普遍的なストーリー…
北欧言語なので字幕に頼らざるを得ないのに、Amazon Prime Videoで観ると自動翻訳らしき低クオリティな字幕。「これらのイベントが行われた夜、行われたのは普通の夜ではありませんでした。大晦…
>>続きを読むかのスタンリー・キューブリックが愛してやまない作品であり、『シャイニング』の「Here’s Johnny!」のシーンでオマージュを捧げている(というか、ほんとうにそっくり)ことでも有名。
死神のつ…
「死ぬ1001」のうち、自分が観ていないいちばん古い映画を観ようと思い鑑賞。
画が美しい。というか、画が強い。
救世軍でのシスター・エディスの夜なべから翌朝のシークエンスが尊すぎて泣いてし…
スウェーデンのノーベル文学賞受賞女流作家、セルマ・ラーゲルレーフの
『幻の馬車』を、ヴィクトル・シェストレムが脚色監督し、彼の代表作にした。人間界と霊界との霊魂の交流を二重露出などの技法を駆使して描…
二重露光で虚ろな馬車がめちゃくちゃこわい。ベルイマンが衝撃を受けたのも頷ける。
現実と異世界が交錯するのは、映画の現実と霊魂の世界ともだけど、100年前のスウェーデンと繋がれたことが嬉しかった。
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『霊魂の不滅』(1921)スウェーデンのヴィクトル・シェストレム監督。こんな作品があったのかと驚いた。同時期のサイレントのハリウッドのグリフィス、チャップリンや、ドイツのラング、ムルナウに比べて、な…
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