松竹作品。斎藤耕一と言えば「旅の重さ」(キネ旬4位)。「旅の重さ」と言えば高橋洋子という評価ではないか。40年以上前にテレビで放送されていたのをたまたま見たとき、いやあな気分になったものだが、今回秋…
>>続きを読む無言で娘の手紙を読む岸田今日子泣かせてくる。どこにも居場所がない少女はお遍路の旅に出る。大人を知って出会った人々に一生懸命になって別れて行き着いたけれど、そこも終着なのか分からない…エンディングは拓…
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父親のいない娘は性に対して無頓着な子が多い
父親がいれば性に対して無頓着な事にはさせんしならん
そりゃ絶対は無いけどさ
でもこの主人公の娘に父親がいたら
こんな旅には出ない
例えばの話を…
72年の四国、16歳の少女が家出的お遍路の旅に出るロードムービー。
美しい出会い、人の暖かさだけでは済まず、嫌な出来事や危ない目にも会いながらもなお前へと進み、父親からの愛への飢えがエネルギーなの…
上からのアングルを多用した真夏の四国の美しい田園風景と幼さ残る少女の無邪気さと可憐さ。
葛藤や経験と共に真っ白だった心とジーンズも多様な色に染まってゆく。
アルペジオ伴奏だけの拓郎の唄と共に高橋洋子…
数年ぶり2回目の鑑賞。
最初に見たのは車遍路し始めた頃。
四国が舞台でお遍路文化とうまく重なっている作品です。
音楽吉田拓郎。
吉田拓郎の「今日までそして明日から」がテーマ曲でストーリーにベストマ…
旅の重さは映画の重さとイコールではない。あまりに夏の匂いが生々しいので満たされてしまうが、映画に収められた夏はあくまで便宜的な夏でしかなく、書を捨てよ街へ出ようと自殺した女の子が告げる。映画や小説は…
>>続きを読むお遍路を兼ねた家出。自由気ままな一人旅。
原作小説はあるようだが、家出する理由はよく分からない。ただ常に母へ宛てた手紙という形で主人公の心情が語られて行く。
まだあどけない高橋洋子。素朴で純心だが大…