『仁義の墓場』の姉妹編的な装いだが、これまでの深作実録の要素が数多く詰まっている。
『人斬り与太』の”1人追い”形式を踏襲しつつ、『県警対組織暴力』同様に暴力刑事を通してヤクザ社会を描く。
さらに、…
県警対組織暴力と似たような筋だけど、こっちの主人公は警察とヤクザが対立したり癒着したり中での立ち位置に迷うポジションで、生き様の揺らぎがある。そんな葛藤の中でポッと出る「全員同じ赤い血の通った人間…
>>続きを読む渡哲也が弟の恒彦に寄せまくった狂犬演技をかます映画で、笠原脚本らしく渡哲也と辰にぃ(R.I.P.)がBL気味である。
尋問中に柔道部屋で暴行するシーン、
川谷拓三がめっちゃはっちゃけてて爆笑する。…
96分間、手持ちカメラで全力疾走!!
深作欣二×笠原和夫(仁義なき)最後の映画。
仁義や正義は、権力、政治、組織を前にして無力となる。
やるせない。
ヤクザ映画では珍しく、在日韓国や満洲からの引…
やっぱり梶芽衣子の「アンタぁ…!」は良いな…。深夜のアパートでロック爆音で流しながら角瓶直飲みなど、渡のアウトロー徹底具合が爽快。結縁披露パーティーでなぜかバナナ食べてる金子信雄、急にセンズリ兄弟と…
>>続きを読む