下町の商店街を舞台にしたとても小さな群像劇。みんな誰かの噂をしていて、過去のこともすぐわかってしまうからこその切ないラブストーリー。
人の縁というのはやはりタイミングがあるんだよね。なにかボタンの…
小津の世界を引き継いでいるような映画。カラーなのになぜか白黒のイメージが残る。
4人の男女の思いが交差してどうボタンがかけ違ったのか、気持ちを通したのは早死した1人だけ。残された3人の心を丁寧に描く…
静かに淡々と物語が進むので、ちょっと長く感じた。
でも普通に暮らしていたら淡々と日々が過ぎるものだし、結構リアルだと思った。
そして淡々としている中でそれぞれの感情があるような。。。
気怠い感じ…
古すぎず、近すぎずの90年代。微かに覚えている、あの頃の世界とそこで暮らす住人たちに再会する事が出来た映画。
現在まで通ずる普遍的な雰囲気に安堵感すら覚える。
とはいえスマホが存在しないこの時代でV…
これまで桃井かおりを照明バキバキのSK2のcmでしか見たことがなかったのだが、市川準が撮ればこんなにも色気のある人なのか。お茶漬けみたいな、いろんな言葉のかけ方のできるひとになりたい、ですね。
市…
市川準監督の作品が好きなんだと再認識させられる。
脚本はすべてリアルで虚構ぽさがまるでない。それを言い回す役者さんの演技トーンもほんとうに自然体。そのセリフを際立たせることなく、なんなら周囲の環…
株式会社衛星劇場