短文感想 65点
BC級の戦犯が収容されている巣鴨プリズンでの人間ドラマを描いた作品。白黒なので重い独房の雰囲気がしっかり表され、希望が見えるようで実は絶望の淵にいるということを静かに伝えてくれます…
U-NEXTで、なんとなく見つけて見た。
この頃の映画って、勧善懲悪でもないし、なんかスッキリしない終わり方のもの多いなと思うのだが、それはあの戦争そのものもうやむやになったからなのかなあ、と思った…
あの年代にこの映画をやるのはかなり切り込んでいるのではないかと思った。今また日本の在り方を強く主張する傾向が見られるが、平和を望むことが思想を強要しようとしているということは決してないと思う。
戦争…
戦争後のBC級戦犯について。山下が一日シャバに出たことで当時50年代の街の雰囲気がちょっと垣間見える。山下、横田と同じ部屋の明るい青年はどこでも生き抜けそう。
巣鴨プリズンの存在と、その跡地がサンシ…
BC級戦犯の手記を安部公房が脚色し、木下恵介門下筆頭の新鋭小林正樹監督が、1953年制作も、米国🇺🇸からの検閲を拒否👎し三年間お蔵入りした社会派問題作。南方戦線で後退中の浜田中尉小沢栄太郎小隊の部下…
>>続きを読む戦後巣鴨プリズンに収容されていたBC級戦犯を描いた意欲作、脚本を担当した安部公房のシュールな語り口と真面目な小林正樹監督の演出はあまり噛み合っていないしスターと呼べる役者さんも岸惠子以外登場しないの…
>>続きを読む実際に巣鴨プリズンに収容されていたBC級戦犯の手記を安部公房がシナリオ化した作品で、戦犯個人の「犠牲者」としての憤怒、「加害者」としての贖罪意識を描くと同時に、戦後日本社会の再軍備や戦犯釈放運動とい…
>>続きを読む小林正樹監督作観る
巣鴨プリズンに収監されたB
C級戦犯の手記を原作に安部
公房が脚色した。壁あつき部
屋に閉じ込められた男達の話
克明に記録したプリズン内の様子を見る
こと出来る。米人がほぼ出…