壁あつき部屋の作品情報・感想・評価・動画配信

『壁あつき部屋』に投稿された感想・評価

生きることの理不尽さ
それでも生きることの大切さ

戦後直後は様々な軋轢があるものの
社会問題に正面から向き合う姿勢がある
pherim
4.1

巣鴨プリズンの囚人たちを描く小林正樹監督作。
安部公房脚本が秀逸で、端的な台詞の力に圧倒される。

BC級戦犯として収監され続けた名もなき男たちの屈託や、判決事由の戦場体験を丹念に追う一方で、監房細…

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hnchan
4.8

人に勧めたい戦争映画暫定1位

当時アメリカからの圧力で公開が3年も延期になったらしい(だからタイトルシーンの映倫印が1953付だったのか)
この事実が作中で描かれていた戦犯裁判、そして戦争犯罪者に…

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4.0

二度目の鑑賞。
映画として素晴らしいのだが、今度やはり心を打ったのは朝鮮人戦犯のこと。

巣鴨プリズンでBC級戦犯の受刑者には朝鮮人戦犯がいた。
そのBC級戦犯の手記から安部公房が脚本を書き小林正樹…

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ノノ
3.7

安部公房が戦犯の手記を元にして書いた脚本。壁あつき部屋である収容所には悲哀と憎悪が充満しており暗く陰鬱な気持ちになる。過去のトラウマがフラッシュバックする時の繋げ方、浜田に手をかけようとした時に現地…

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BC級戦犯手記「壁あつき部屋」が原作、安部公房が脚色、小林正樹が監督した。終戦後の巣鴨プリズン。いわれのない理由で戦犯として収監されている6人。彼らの手記を基にした社会派作品。 新文芸坐にて

小林正樹監督のドキュメンタリー手法でありながらアート感覚を忘れない演出と安部公房脚本のゆったりとねっとりとしたお得意の群像劇が合わさると、テーマとしてはかなり暗めな重めな設定だがなんとなくペーソスが…

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下級兵士がおおく虐待する。手をくだす。
崖に近い順に暴力の機械の先端に/餌食になってしまうというのを、面会の会話で暗に共有しているようなの、序盤だから見逃しかけた

安部公房がBC級戦犯の手記をもとに脚本を書いた痛烈な反戦作品。松竹がアメリカへの気兼ねから3年間公開をストップした(製作は1953年)。監督は「人間の条件」(1959~)の小林正樹。

1949年巣…

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「戦犯とは、死の証人がかけた平和の仮面である」

沁みるなぁ。

とってもハートウォーミングな着地に胸を撫で下ろす気持ちで、こういうバランス感覚の作品は大好物。
"人間"を取り戻してゆく物語。

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