12:30の回、高峰秀子生誕100年だとか。病に伏す、かつての教え子を見舞う大石先生。抱き寄せることなく、ともに泣き励ます、その振る舞いがいい。大石先生は決して、教え子の生活に踏み込み、助けようなど…
>>続きを読む2024年一発目は名画座で言わずと知れた邦画のクラシックを。
恥ずかしながら、本作は初鑑賞となったわけであるが、まず昨年12月に劇場公開された『窓ぎわのトットちゃん』を強く想起させる内容であること…
小豆島を舞台に激動の時代を生き抜く先生と生徒の触れ合いと成長を描いた作品。無邪気な子供たちの澄んだ瞳が可愛らしいし、美しい自然と童謡の響きにどこか懐かしさを感じさせられる。後半では徐々に戦争が迫る中…
>>続きを読む歌が多め。
自分だけが苦しいわけじゃない、いつの世も。みんな色々あるんだよ。
教え子の子どもも教え子に、って感慨深いな。今や教師ってブラックなイメージで不人気ではあるけど、成長して会いにきてくれる…
新米女教師と、小1の子供達の純真な瞳
引きの画と雄大な自然
温かい視点
彼らの瞳を映しながら、徐々に忍び寄る軍国主義と戦争の影
そして色濃く残る因習と貧困によって、子供達が犠牲になっていく様を、さ…
名作。
戦闘も空襲も描かずに戦争の悲劇を描き出す。というより戦争の手前にあった貧困と不平等という根っこから丁寧に描いているので、どこか絵空事でステレオタイプな僕ら世代の戦争映画とは別次元のパワーを持…
この作品を知らずにわたしは小豆島に宿を取り、その数日前に視聴した。
日本で一番人口の多い島であることを想像してフェリーの夕焼けを尻目に映像の土地に思いを馳せていたけれど、現地でお世話になった人々は『…
©1954/2007 松竹株式会社