楢山節考に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『楢山節考』に投稿された感想・評価

全部セットを組んで撮影しててお金のかけ方ヤバそうなのと、照明の使い方が舞台や色使いの素敵な紙芝居のようで美術面が印象に残る作品だった ルール説明のシーンのおどろおどろしいさはこの感じでホラー映画とっ…

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2.9
演劇の形式をとってて、あまり感情移入できなかった。田中絹代が引っ張ってる印象。少しがっかり。刺激も少ないし、こういう人間の残忍な部分を描く映画は清作の妻の方が段違いでいい。
初見だが、ほぼATG映画だな。
今村版とは正反対の観念劇。

念仏唱えてるときの動き…田中絹代が妖怪にしか見えない。
R
3.0

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恵介…いつも新しいことにチャレンジするその精神が大好きだな…今回の挑戦はとても上手くいっていた気がする。隅から隅まで綺麗、計算されて、まさに“創られている”ものを魅せられている感覚がたまらんじゃない…

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海月
2.5

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浄瑠璃仕立て?
映画と、世界のつながりを感じられなかった。セットだからだろうか。ショットの繋ぎもそこまで魅力的ではない。

ホラー
3.0
長唄の間で綺麗に物語が進んでいくような感じ。木下惠介監督。おどろおどろしいのは今村昌平監督のver。

 深沢七郎原作の姥捨伝説を映画化したものです。1983年の今村昌平版の次にこちらを観ました。
 オールロケ撮影の今村版に対し、こちらはオールセット。また全編長唄や歌舞伎など邦楽的要素の強い音楽が流れ…

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3.0

現代の作品と比較すると色々違いすぎてカルチャーショック
テーマもテーマだし。。。

個人的には「捨てたられた後」を描いた「デンデラ」が好き

それにしても終盤のシーンを見たり、このテーマのことを
見…

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ウニ
3.0

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山間部農村の山岳信仰と家族と村社会、民俗学的に勉強になった。
オールセット和ミュージカルみたいな体で、格調高かった。

生産性キープかつ有限の資源分配という、閉鎖状態で集団を維持するための仕組みが垣…

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今村版の楢山節考に衝撃を受けまくった者としては、木下版はインパクトに欠ける感あり。
オールセットも拘りは感じるがリアリティに欠け、姥捨という重いテーマを中和してしまったように感じたし、姥捨の作法を見…

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