4ヶ月、3週と2日の作品情報・感想・評価

『4ヶ月、3週と2日』に投稿された感想・評価

1987年、労働者を増やしたいチャウチェスク政権下のルーマニアでは、避妊も中絶も禁止。
そんな中で望まぬ妊娠をしてしまった友達の中絶を助けるオティリアの散々な一日。
しかし、この映画は随分と乱暴に問…

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カンヌでパルムドールを獲る作品は、大概一般的な感覚とは違う作品が選ばれるパターンが多い。
なので中身も自ずと予想がつく。

政権下のルーマニアでは禁じられた違法な中絶行為に手を染めるオティリア。
あ…

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4.0
銀座テアトルシネマ
4.4

【鑑賞メモ】
夜の歩道橋。
切れかけの蛍光灯。
IDカード。

重くて、冷たい。
タイトルを除けば、状況のヒントが曖昧な序盤。状況が分かってからの急落と重苦しさ。ただそこで終わるのではなく、この大き…

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笹春
4.3
このレビューはネタバレを含みます

とんでもない長回しとリアリズム、そして手ブレによる不安定な画面。灰色の画面に漂う緊張感に、終始目を釘付けにされ、これは凄いと思わず息を呑んでしまった。
特に彼氏の家での食事の長回しとラストカットがす…

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お前はこんな状況でめっちゃ肉食えるんかい‼️💢💢
チャウシェスク政権によるナタリスト政策の犠牲となるのは当事者に限らないんだなと絶望した😭
もし逆の立場だったらガビツァはここまでしてくれると思えない…

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Nestor
-
このレビューはネタバレを含みます
いい映画だけれど胸糞。

何もできない女友達のために犠牲になってしまうことも、その後自分から彼氏と距離を置くようになってしまうことも、悲しくて仕方がない。

稀代の馬鹿政策だよ全く。

”1987年 チャウシェスクによる独裁政権下のルーマニア。法律で禁じられたことを実行した勇気あるヒロインの物語”とは、この作品の紹介コピー。映画が始まって20分位からドキュメントを観ている感じで、ど…

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nottam
-

ストーリーも映像も音も物凄くザラザラしていた。
クローズ・アップで主人公を撮っていて
主人公がカメラを置き去りにしてロング・ショットになるという絵は別に目新しくはないけれど、その撮り方はザラザラした…

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Aoyoao
3.3

暗い。徹底的に暗い。絶望感のみが残る。

カンヌ映画祭パルムドールを受賞したルーマニアの作品。
題材は異なるが、映画の空気は「ロゼッタ」に近い。

ルームメイトの違法中絶手術に協力するために奔走する…

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