やっぱり泣いてしまった。見ないこと・見えないことによる誤解や憶測で男女のドラマが生まれるプロットは至極単純なはずなのに何故こんなに泣けるのか。
清川虹子の使い方が滅茶苦茶キマってる。黙して顔を上げず…
森崎東だから見た。
世相をうつす鏡としての作品なので今の感覚で見るとちょっとキツイもんがある。
飛行機を映して羽田空港の近くの工場と住宅にいる人々の人間模様ですよと地理がわかるのはありがたい。
遊び…
このレビューはネタバレを含みます
監督デビュー作からこんなにも 家 を重視していたんだな、森崎東が描きたいのはとことんそこなのかな
男と女がいて、家族があり、家庭があり
そしてそれは「人間の未来の生活について」の話をする場、ってとき…
誤解からの飛躍が素晴らしい。男が台になって柵を飛び越える、そこからサラッと分かれて…にはならない、キスよりも、はじまる切返しに興奮する。飛行機が後ろでさーっと流れていく、干されたパンツに飛行機がかか…
>>続きを読む2020年の映画納めはU-NEXTにて「喜劇 女は度胸」(特集上映で見逃したやつ)。森崎東、1969年の監督デビュー作にして奇しくも“お母さん食堂問題”の回答を20年以上前に出してくれていたような快…
>>続きを読む純粋vs不純
高潔な魂をどれだけ振りかざすとも所詮は人間であるがゆえに間違いを犯し人を傷つけたりもする
そんなテーマがコメディというジャンル、ハリウッドでいうドラメディのなかで描かれている脚本の手腕…
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