60年制作っぽくない古さの演出はわざとだろうか。べっとりした絵のような陰影の強いモノクロフィルムと、そこに映し出されるグロテスクな顔の造形がたまらない。くり抜かれた目から水のようなものが浮き上がるの…
>>続きを読むマリオ・バーヴァの監督デビュー作。
冒頭の杭付き仮面打ち付けシーンのショック。残虐。でもその後は雰囲気に満ちたゴシック・ホラーの魅力たっぷり。甦る魔女、墓から這いずり出る男、スローモーションでやって…
映画は、17世紀のルーマニアを舞台に.、1人の女性が恐ろしい運命に直面する場面から幕を開ける。彼女は迫りくる死と暴力に抗い、強い意志をもって自らの信念を貫く。その選択は、ただの生存ではなく、未来に深…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
白黒にしか出ない味ってあるよな。画質が粗かったりするのもそう。
マリオ・バーヴァ初鑑賞だがいかにもイタリアという感じの作風。
個人的によくあるイタリア映画のリアリズムからかけ離れた作品はあまり好きで…
白黒映画ながら実に美しい自然と城の様子が見てとらるのが素晴らしい。
音楽の使い方もゴシックホラーな雰囲気を高めてくれる。
悪魔との契約を咎められ恋人と処刑された魔女の墓を200年後に見つけた教授が…
終始不穏な空気が漂い、物語がスリリングに展開していく。若きバーバラ・スティールの妖美な魅力が素晴らしい。モノクロ映画でありながらもサスペンスフルで、舞台美術に魅了された。カティアの儚く哀しみを帯びた…
>>続きを読むNaor World Media Films,Inc.International Media Films,Inc.