男の敵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『男の敵』に投稿された感想・評価

TaiRa

TaiRaの感想・評価

-

霧の映画。五里霧中な愚かな男の迷走を傍らで見守る。仲間を密告した主人公の頭の足らなさに呆れつつ同情するスリリングさ。真綿で首を絞められる様に詰んで行く男。ラングの『M』の影響ありそう。ユダのモチーフ…

>>続きを読む
愚かでしかない主人公も最後には愛おしくなってしまう映画の不思議。
階段のアクションが多用されていた。
間違った判断って自覚してるけど突っ走った時ってこうなるわ
分かる

ジポことマクラグレンがデカい図体で調子に乗って酒場ではしゃぐのほんとハラハラする。一度破いた指名手配ポスターが何度も壁に現れたり、ショウウィンドウの豪華客船の模型をじっとり覗きこむマクラグレン。一晩…

>>続きを読む

男の敵

ちょっと笑っちゃうぐらいにこれでもかと分かりやすく演出してくれてる
心が貧しく哀れな無知な男についての話で果たして彼に救いはあるのか彼は救われて良いのか真の敵は何なのか
目線の位置、階段の…

>>続きを読む
中々良かった。まあ、ストーリーは単調だけどちょいちょいブラックユーモアが入っててそこが良かったなぁと。

フォード監督の初のアカデミー賞監督賞受賞作。原題は「The Informer(密告者)」。フィルム・ノワール風なドラマ。

アイルランド1922年の春。無知な男ジポー(ヴィクター・マクラグレン)は金…

>>続きを読む
犬

犬の感想・評価

-

哀れな怪力を演じるマクラグレンの悲哀に満ちた末路。とにかく金でしか周りの人間を受け入れさせる術がなくて窮地に追いやられれば暴力で解決するしかないような不器用極まりない彼が指名手配書やマーゴットグラハ…

>>続きを読む
ジョンフォード作品制覇したい。

アカデミー賞4部門獲得。監督賞、主演男優賞を含む。
途中で胸が苦しくなる
アイルランド独立戦争について何も知らない

あなたにおすすめの記事