「神々の深き欲望」
冒頭、現代文明から隔絶された南海の孤島。神話の伝統を受け継いで生活する島人、近代化との相克、日本人の根源的な生と性、農耕と土俗信仰、暴風と津波、情婦、水源調査、腹上死、観光列車…
なんじゃあ、これは!!恐るべし映画。こんな南の島の昔の映像をこんなにキレイでリアルに見れるなんて!
神になるのか、神の島で。発想が壮大すぎて、精霊信仰をこんなに感じることができるなんて。
スカッと…
共犯者意識を持つことで共同体は維持できる
そのためには悪を作り上げなければならない
それに1番都合がいいのが神様信仰
神を信じない者たちが神を信じる者を神の名において粛清する
根吉を追うシーン
…
神のためか、自分のためか。そもそも誰に許しを請うているのか。
神の地にただ「在る」だけの動物と手前勝手に動き回る人間。
上から撮る情事のシーンが、行われている事と裏腹に綺麗
未開の自然を拓いて…
2016年の感想。今村昌平生誕90周年ということで放送。日本映画界の異端でありながら巨匠。小津安二郎、川島雄三の助監督でありカンヌ映画祭パルムドールを2度受賞とスコッセシが師匠と呼ぶ男、今村昌平。今…
>>続きを読む「ミッドサマー」の元ネタの一つとされる作品。
今村昌平監督の代表作ですが、長く重たい作品で疲れました。
生の人間の姿、集団で生きる人間の嫌な部分をこれでもかと見せられます。
ラストも皮肉が効いていま…
とても長い。
南の島(沖縄方面の離島が設定?)クラゲ島では昔からの土俗信仰があり、主人公の家は代々神事を行う家系(巫女的な物を出す家系)。
しかし島民からは忌み嫌われている。映画「狗神」でも同じよう…