この後の「愛の不毛」3部作に続く最初の作品。後の作品ほど洗練されてない分、わかりやすくて面白い。振られた男が絶望し彷徨うロードムービーで、ネオレアリズモの香りもしました。
原題は「絶叫」
製糖工…
このレビューはネタバレを含みます
仕事を求め安らぎを求め女を求めてさすらう男(スティーブ・コクラン)。7年同棲して別れた女(アリダ・ヴァリ)を忘れるために元カノのところを訪ねたり、職にも就かず娘を連れ歩くだけでなくガソリンスタンドの…
>>続きを読むネオレアリズモ。歴史と国ごとで映画の特色は異なる。巨匠と呼べる人は多くいるが、この時代のイタリアは本当凄い。イタリアの映画がもっと何かを深掘りたい。アントニオーニのさすらいは、1人の男の愚直な思いと…
>>続きを読む【1959年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
ミケランジェロ・アントニオーニ監督第6作にして初めて日本に紹介された作品。ロカルノ映画祭で大賞を受賞、カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンにも選出され…
アントニオーニ監督の5本目。日本で初めて公開(1959年)されたアントニオーニの作品。内縁の妻に別れを告げられた男が、娘を連れて放浪の旅に出る物語。
アントニオーニ自身が、妻から突然別れを告げられ…
よき。音がこだわられていて心地よい。やっぱり「映像がすごい」って言われる監督って実際は音声にもめちゃくちゃ気を使ってることが多いんやないかって思う。ブレッソンもそう言ってたし。アントニオーニは、周り…
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