炎628の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『炎628』に投稿された感想・評価

ロシアンカルトフイルムの中でも知られた作品の一つ。 

第二次世界大戦のさなか、ドイツ軍によって虐殺の限りを尽くされたベラルーシ(当時の白ロシア)の悲哀を一人の少年を通して描ききる。
 
ナチスドイ…

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龍馬
4.5

ドイツ軍が白ロシア(現ベラルーシ共和国)の住民の大虐殺を
描いた戦争映画で、

「サウルの息子」に匹敵する作品で、恐ろしく残酷な実話!

物語は、砂浜でナチスドイツ軍のライフルを拾ったがために、「生…

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こんなに直に訴えてくる作品ではないのに、とても2時間が鬱屈としてしんどかった。
主役の男の子の演技は演技じゃないほどに戦争の悲惨さを訴えてきて、正面ショットから何度も撮られる顔は、印象的で、話が次第…

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 役者の子の演技がレベルが違うってもんじゃ無い、明らかに現実でトラウマレベルの何かを植え付けられてる。物語が進むごとにシワや唇の噛み跡が増えていって、口角も明らかに下がってる。戦争の恐ろしさを体現し…

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HuhCat
4.4

戦争映画の最高峰の一つであることは違いない

描写がリアル過ぎ、言葉が見つからないので機会があれば観るといい。
終盤に笛を咥えて出てきた正気を失っている少女はグラーシャか?

当分肉を食える気がしな…

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jack
4.2

最後の字幕で、タイトルの628の意味を知った時、悲しさや怒りとは違う何かの感情、心を焼かれるようなこれまで体験したことない感情が襲ってきた。
人には決して進められる映画ではないが、決して忘れてはいけ…

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4.8
2kBlu-rayで鑑賞。ずっと観たかった映画。どこまで演技なのか観ていて分からなくなるほど、つらい話だった。
Иди и Смотри (1985)
Come and See (1985)

少年が家へ帰る。誰もいない。横になった人形、スープにはハエが集っている。少年はそれを平然と飲む。家を出ると画面の端には死体の山。少年は見ようとしない。

決して楽しい作品では無いし、2時間超えの作品…

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戦争は人を人ならざるものへと変えてしまう。

人物の顔を真正面から捉えたアップショットが多用される。まるでカメラを見ることを強制されているかの様な人々。本作の特徴的なのは人を殺す瞬間の惨たらしさより…

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