戦争映画の快楽を永遠に拒み続けるような映画。戦闘も報復も無く、行為としての殺しと結果としての死体だけがある。だが奇妙に上品でありそれが尚のこと苦々しい。撮影時の事情は様々あったようだが、特にラストの…
>>続きを読む見るのに覚悟がいると噂の映画。
男の子が最初は戦争に行くことに対してノリノリで、兵士との会話でもニコニコ笑顔なのに、戦争に行き始めたらどんどん顔が変わっていく。
最後には別人のよう。
この役者さんは…
記録
タルコフスキーのような幻想的な美しさを孕みながら、これほどまでにリアリズムに満ち満ちている映画は他にないだろう、間違いなく戦争映画の極致。
ヴィーターリー・カネフスキーの『動くな、死ね、甦…
ベラルーシのハティニで1943年に起こったナチスによる村民虐殺事件を、パルチザンに身を投じた少年の目を通して描いた本作。アレシ・アダモヴィチの実体験に基づく小説『ハティニ物語』をもとに、リアリティの…
>>続きを読むラストに近づくにつれ、戦争の狂気が主人公の少年のシワクチャフェイスだけでギャンギャンに伝わってくるやべー映画。
映像は幻想的というよりは分裂的、恐ろしすぎて受け入れられない現実?それが嫌にリアルでめ…
序盤、戦場に行けるとこにイキイキしていた主人公が、戦争の恐ろしさを目の当たりにして顔にシワが刻み込まれていく様にリアリティを感じる。
炎628という名の通り、628の村が炎に包まれる。大勢の村人が…
ヒトラーの肖像へ何発も弾を撃ち込むと同時に再生されていく崩れた街並みに全てが詰まってる。狂言回しとして戦場の悲惨な有り様を記憶する男の子の表情が迫真すぎて男の子がかわいそうな目に遭うだけの映画だと思…
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