絶唱に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『絶唱』に投稿された感想・評価

大江賢次「絶唱」3度目の映画化。監督は2作目と同じ西河克己で、前作同様脚色も手掛けている。1作目はルリ子とアキラだったが、2作目は舟木一夫と和泉雅子。そして本作は山口百恵と三浦友和。2、3作目はアイ…

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3.4

三浦友和は青臭い台詞を発するお花畑青年。山口百恵は芋ねーちゃんを通り越した色気皆無の冴えない少女。読書会の面々にしても、いかにもティーン向けと言いたくなる人物描写で "やばいの見ちゃってる感" は序…

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3.6

58年公開の日活版は3年前に鑑賞。

『潮騒』と続けて観ると同じ身分違いの恋でも2人の立場が逆になっていて面白い。ここでも初井言榮の熱演に目がいく。

戦地から生還した三浦友和の「ただいま!」数年ぶ…

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3.5
山口百恵映画祭にて。さすが百恵ちゃん。アイドル映画ではなく、しっかり女優をしていた。戦争は小さな幸せさえも奪っていく。

本日の巣ごもり鑑賞。
山口百恵主演映画第3作。
山陰の富豪・山園田の御曹司と山番の娘との純愛と悲哀が第二次世界大戦を挟んで描かれる。
戦時中にしては反戦・厭戦的なセリフが目立つ、復員姿が清潔過ぎる、…

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TOMTOM
3.5
父親の反対がなければ、戦争がなければ、いっそ、小雪の家族ごと逃げていれば、この結末を避けられたかも知れない
順吉が、小雪の埋葬前に帰還できたのが、せめてもの救いだ

無駄なシーンがなく、小雪と順吉の純愛のみに本筋を絞っているので三浦友和と山口百恵の演技を堪能できる。

徴兵や身分制度といった障害が二人の恋路を引き裂いていくのもベタだけど雰囲気は出ているし、小雪が…

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aoao
4.0
この作品から、2人はお互いを意識し合ったと言われる作品。

純愛ゆえの悲恋もの。戦争や結核のむごさをこの時代背景ならではの描き方。

泣けてしまう。
百恵友和の映画でこれが一番印象に残っていて好きな映画かも。悲恋だけど、若い2人がどこまでも美しくて、だからこそ悲しい。

昭和17年。
山陰地方の大地主の息子である園田順吉(三浦友和)は父親・惣兵衛(辰巳柳太郎)が勧めた見合い相手を断り、山番の娘である小雪(山口百恵)に恋してしまう。
駆け落ちした2人は鳥取県でひっそり…

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