良質法廷サスペンス。
弁護士と検事どちらが正義なのか。
真実を暴き出すときもあれば虚実を作り出すこともある。それはたとえ弁護士が信念を持って仕事に臨んでいても避けられないことである。その点でこの映…
真実なんてものはない、あるとすれば陪審員の頭の中にあるのだ
ともっともなことを言っていた主人公は事件に引きずり込まれるうちに容疑者が性的虐待のもと二重人格になったことを「真実」だと思い込みそれを陪…
🇺🇸イリノイ州シカゴ。
司教が惨殺で死に、側近にいた青年が逮捕され、注目事件となり、目ざとい敏腕弁護士が気が弱い青年つき、調査する内第3者の犯行の供述や、司教がポルノまがいの撮影、議員との遺恨など…
とんでもない映画を見てしまった…。
映画を見る前はただの裁判劇で最後に無実が証明されてハッピーエンドな物語だと思ってた。
実際、無実を勝ち取って終わるんたけど
果たしてこれで良かったのか?
表面…
真実は作り上げるものという信条のリチャード・ギア弁護士が本事件を通して
おそらく初めて弁護人を信頼し法廷で真実を語ることに…。
…でも結局それもいつもの「作り上げた真実」でした!というのが皮肉で良い…
ネタバレです。
ドンデン返し映画と聞いていたので、二重人格のくだりのその先に何かあるだろうと思ってた。実は~~がラストに来るはずだ。よってなんとか読めた。でも演技が凄かった。役としても役者としても…
ラストに驚愕した映画。
昔では『シックスセンス』最近では『鑑定士と顔のない依頼人』と同じくらい。
エドワードノートンがとにかく素晴らしい。そしてリチャードギアの落ち着いたベテランの演技。
もう1度…