最近香川照之が書いた本作の撮影日記『中国魅録』を読んだ。
中国と日本の異文化交流をコミカルに綴りながら、撮影環境の過酷さ、異国のロケでの孤独感が滲み出る文章で本当に面白かった。
数年前に一度観た本…
ラストシーンのモノクロからカラーへの使いどころは圧巻。本当に煮え切らない感情になる。第二次世界大戦中の中国占領時が舞台に描かれているけど、コメディを加えることで目を背けず見れるようになってる。
話の…
第2次世界大戦時の日本と中国の関係は、いまさら日中戦争の例を出して説明する必要もない。
そんな最悪の関係を映画の中に取り込む。
下手すりゃ日中の関係にひびが入りかねない際どい題材を、チアン・ウェン…
第53回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞作。香川照之ってすごい人だったんだ・・・。自分の中ではヘルシアのイメージしかなくて、この人が演技してるとこ見たことなかった。でもこの作品で初めて凄さを…
>>続きを読む日本占領下の中国のある村に日本兵の捕虜をかくまえと言われバレたり殺したりしたら村人全員殺すと言われて大変なことになる映画
通訳を介しての日本人と中国人の会話。
通訳がうまくやってくれてます。
日…
このレビューはネタバレを含みます
本作品は第二次世界大戦最中、日本海軍が駐留する、中国の小さな村が舞台。村民は日本軍を丁重に扱い何とか平和な日々を送っていた。ある日、その村に住む青年のところに、真夜中にひとりの男が突然現れ、拳銃を向…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
抗日映画ってだいたい日本人役なのにカタコトの日本語が違和感でストーリーに集中できないんですが、この映画はよかったです。さすが香川さん。
中国農民の素朴な善良さが最後まで報われず、無念でした…。戦争が…
このレビューはネタバレを含みます
日本海軍が駐留する中国河北省の小さな村は、第二次世界大戦の緊張の最中、日本軍と微妙な距離を保ちつつ共存関係にあった。
ある晩、村の青年である馬大三の元に"私"と名乗る者が、大きなズタ袋を抱えてやって…