粗野な男たちが無茶苦茶に暴れまくってると思いきや(病室のベッドの壊れっぷりが堪らない)、気付けば荒天の中で繰り広げられる究極的なメロドラマに展開していき、最終的に雨が止み濡れた路面を歩く二人の男女の…
>>続きを読む電気工事士と恋愛という変わった組み合わせでしたが、それを鉄塔での高度のあるラブバトルに卒なく持っていったウォルシュ。
空港で電線に引っかかって人ごとぶっとばされる時の飛び方がマジで生々しかったのが…
マレーネ・ディートリッヒ見たさにチョイス。
久々だったけど、やっぱりカッコイイ!美しい!
そして、安定の悪女ぶりかと思いきや結局悪女になりきれない純粋な女心がもどかしくてちょっと可愛い。
アメリカ…
このレビューはネタバレを含みます
感電死や送電塔が倒れてラフトが落ちて地面へ叩きつけられる際の無情さ(人形だからほっぽり出される勢いのままに落ちる)。ラフトがキャバレーで暴れる際のディートリヒの目線がロビンソンが客を殴った際のそれ…
>>続きを読む設定こそ特殊ながら100分にユーモア、愛、悲劇すべて詰まってる古典的ハリウッドの教科書。展開の契機かつ情動装置としての悪天候が効果的で、ビンタ/キスの瞬間に鳴り響く大雷雨がエモーショナル。クライマッ…
>>続きを読むこれ本当名作だから見る機会があったら全員見てください。
自然の脅威と人間臭さ
ホモソーシャルの空間の良い部分
ディートリッヒってどう見てもファムファタル顔なんだけど、こういう役柄の方が私は愛らしく…
すごくよかった。同じくウォルシュの『追跡』もそうだったけど、人間の力でどうにもならない環境の脅威が人間模様ときちんと絡み合ってて圧倒される。
送電線工事に従事していつでもどこでも呼び出され命の保証が…
✔️🔸『大雷雨』(4.3) 及び🔸『アメリカの恐怖』(3.4)▶️▶️
ウォルシュ色も確かにありながら、それよりドラマ定型に従った、安心感持てる、ひそやかな本道返りのような作品も多作の中に…