ルート66の横断中に立ち寄る、食堂での粋な男達とウェイトレスのシーンがすごく良かった。テーマや背景は暗めだが、思っていたよりユーモアのある会話が多くて観やすい。苛烈な状況以上に、家族との絆や人間とし…
>>続きを読む搾取による貧しさは人を強くもするが、それ以上に傷つけ、その人の優しさをも奪う
最後のトムの言葉に表れていた連帯の気持ちは心強くもあり、そうするしかないのか、という悲しさもあった
人の優しさに救われる…
家族・・・
やっぱり母は凄い
こんな無法地帯に生きてたら自分も無法者になってただろうな
過酷な状況でもそれぞれに良い魂を追求して働き生き続ける人間...
起こってることはハードだけど映像には不思…
広々とした十字路を歩く黒い人影、トム(ヘンリー・フォンダ)のファーストカットで、罪を背負った人間を扱うキリスト教的なストーリーであると分かる。
トムがヒッチハイクして故郷に戻るまで、彼の表情は影に…
このレビューはネタバレを含みます
そっか、ほとんど砂漠だもんな、果樹園があるだけで大興奮なんだな
これから世界恐慌がおこるとすると怖くて何も考えたくなくなる
「人間はあそこまで惨めになれない」と、言う人になるか言われる人になるか
…
土地を奪われたジョード一家が、オクラハマからカリフォルニアまでルート66を通り、新天地を目指す。「怒りの葡萄」(1939)の映画化。
駅馬車も幌馬車も移動する集団の人間模様でしたが、これも同じ。キ…
タイトルからして、虐げられてきた小作人一家が、金銭や土地、家、家族などありとあらゆるものを剥奪されていきあまりに酷い処遇環境についに爆発!というような内容を想像して、このボロトラックでオクラホマから…
>>続きを読むもうすぐ目の前に迫る恐慌に向けて改めて観ておこうと思ったので。
仕事を求めて労働者が安い賃金での労働を求めて大陸大移動をしていくお話
そんな中騙されて買い叩かれる労働者たち
がこれからくる日本の未来…
登場人物の役割、物語の背景、原作の作者が当時何を伝えたかったかそれぞれが繋がっていてとても良かった。
The Great Depression(世界恐慌)の様子が本当によくあらわれていると感じた。ま…