【第61回ベルリン映画祭 審査員グランプリ】
『サタンタンゴ』などの鬼才タル・ベーラ作品。ベルリン映画祭で審査員グランプリと国際批評家連盟賞を受賞、キネマ旬報外国映画ベストテンでも第1位となった。
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9/3
記録
ラスト、手でじゃがいもを崩せなくなったことが意味すること…
焼酎を貰いに来た隣人(?)が発したこの世のことについての言葉が、彼らのその先の数日を予見しているようでもある。
その隣人…
2011年、洪/仏/独/瑞、モノクロ
、ドラマ。
現時点でタル・ベーラ監督の最後の映画作品。
(本人が明言)
哲学者ニーチェのあるエピソード(動かなくなった馬に手こずった御者が激しく鞭打っている…
長回しすごい
緩急はないけど
ローアングルで撮る黒馬があまりにも雄大
ジャンヌ・ディエルマン的な生活の撮影が面白い、あれもジャガイモ洗ってたよね
ドアストッパーが石、馬と荷車の繋ぎ方、下に火があ…
根性試し
哲学者ニーチェの世界観を描いた世界終焉までの一週間何も起こらない退屈な親子の日常を淡々と綴ったモノクロ作品。何かある次にきっと何かあると眠たい目をこすりながら150分根性で観続けたが結局…
これぞ芸術って感じの映画。褒めてるわけじゃなく、誰が見てもそう感じるだろうって意味で。
これがタルベーラらしさでもあるが、やはり飽きてもくる。物語のどこから見てもいいような映画。これが好きな人は途…
スタイリッシュな画面構成と引き算の美学に裏付けられた長回しの持続する快感は見事というほかなく、極めて単調な展開が新たな世界の始まりをも予感させる巨大な生き物の深く長い呼吸のようにすら感じられる。起床…
>>続きを読む特異な映像表現ではあるけれど、割らないというより割れないというか、局所的な長回しでもなくて、一見すると凄いように見えてしまう欺瞞に満ち溢れたショットの集合体。「会話」のみでやれば良いのに、説教じみた…
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