愛猫が生きている間はみれないなぁ〜ってのと、ケリー・ライカートは本作とWANDAを見てからにすると決めていたので今頃の鑑賞。しかし、比較すべきは、わたしは、ダニエル・ブレイクだと思う。遮断機辺りから…
>>続きを読むフョードル・ドストエフスキー『罪と罰』には、彼のすべての小説がそうであるように、主人公ラスコーリニコフの他にも、主人公クラスの人物が様々に造形されており(ポリフォニックな群像性)、そのうちの1人にマ…
>>続きを読む一人暮らしの老人ウンベルト。家賃は上がるが年金は上がらず金策に奔走するがどうにもならない。彼は愛犬もろとも死のうとする。
ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品
印象的なシーン
・年金アップを求めるデ…
貧しさに打ちのめされ重い足取りのウンベルトとちょこちょこと付いて歩く愛犬フライクが奏でる現実と寓話のアンサンブル。殺処分から救ってくれたウンベルトと自殺を食い止めてくれたフライク、身寄りのない彼にと…
>>続きを読む貧困に喘ぐ敗戦後のイタリア、今にも家を追い出されそうな老年の男の話。
正直今の日本も似たようなものだし、自分も他人事ではないと感じた。
主人公のウンベルトには性格や家賃滞納の件などで同情できない部分…
フライクと呼ぶ声が切ない。
終わり方がすごくいいと思った。
デ・シーカは地味にミクロなサスペンスが上手いと思う。
ケリー・ライカートの「ウェンディ&ルーシー」の元ネタはこれか…!
映画によって…
2025.5.5再鑑賞
ヴィットリオ・デ・シーカの父
ウンベルト・デ・シーカに捧ぐ
わたし的デ・シーカ1位🏆
貧乏な老人は生きているだけで迷惑な存在なのだろうか?
– – – – – – –…
ウンベルトさんの貧困な年金生活は見るに耐える始まり。
しかし家賃滞納は良くない事なので、同情は少なめに観てた。
アリの駆除が水攻め火あぶり、ツッコミどころは時代もある。
デコピンみたいなワンちゃんフ…
老人と犬、そして貧困。本来ならば生きるための力になりうる犬も、貧困下においては不安の種や大きな心労のひとつになったりもする。
それは犬以外の家族に置き換えても同様のことが言えるし、非常にぞくっとく…