旧東ドイツ、シュタージの監視社会がリアルで、一般市民の窮屈な暮らしぶりが想像できた。ヴィースラーの人生は幸せそうには見えないけど、あの時行動できたこと、それが伝わったことで報われたんだ、と思える結末…
>>続きを読む東ドイツで反体制疑いの作家を盗聴をしていくうちに心動かされ、こっそり国家に背き作家を救うおじさんのお話し。
気球で西側に脱出する映画を思い出した。
生きづらい時代の東ドイツの物語は辛いものが多い…
ゲスい大臣
ドイツが東西に分かれていたころの東の方の話。相互監視の窮屈な社会では権力を握った者が暴走するという共産主義の特性をよく表したストーリーであった。特に一番上の大臣のゲスっぷりが際立つちん…
このレビューはネタバレを含みます
主人公の心情の変化から人為的な物を感じてしまった。というのも、社会人の上層部、ましてや国家保安局の局長ともなる人間が易々と人情に心が流されるとは思えず、動機として腑に落ちなかった。
持論だが社会とは…
このレビューはネタバレを含みます
ヴィースラーの表情で感情の動きがしっかり見える!
だんだんとドライマンの工作を見逃したりごまかしたりしていくところは、ツンデレ感もあってこちらもヴィースラーに感情移入しちゃう🥺
主演の方はすでに亡く…
このレビューはネタバレを含みます
体制による芸術への抑圧と、芸術の強さ。どのように展開するのか読めない面白さで惹かれるが、大尉がある意味デウスエクス・マキナ的な存在にも見えてサスペンス・スリラーとしては弱めか。登場人物のドラマとして…
>>続きを読む© Wiedemann & Berg Filmproduktion