善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価・動画配信

善き人のためのソナタ2006年製作の映画)

Das Leben der Anderen/The Lives of Others

上映日:2007年02月10日

製作国:

上映時間:138分

4.1

あらすじ

みんなの反応

  • 主人公が自らの信念に沿った勇気ある行動を取る姿が素晴らしい
  • 東ドイツの監視社会が描かれており、心の機微が描かれている
  • 芸術には人を動かす力があることが感じられる作品である
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『善き人のためのソナタ』に投稿された感想・評価

1984年、東西統合前の東ドイツのベルリン


ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓った国家保安省(シュタージュ)の局員
国の体制を脅かす不穏分子の摘発検挙や後進の指導の任務に就いていた

劇作家のドラ…

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4.5

1984 東ベルリン

東ドイツの秘密警察シュタージが国民を監視していた時代のストーリー




ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は生徒たちへ尋問のノウハウを録音交えて講義していた
それは東ドイ…

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lynn
3.9

ベルリンの壁崩壊前の東ベルリンの抑圧された社会主義時代。
民間人の監視も当たり前だったんだろうという描写は恐ろしい限り。
どこにも安らげる場所がない息苦しさも淡々としていて息が詰まる。

国家保安省…

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Totti
3.8
最後がよき。
改めて東西ドイツの歴史の勉強になった。
Zoo
3.9

国家による監視体制が当たり前の東ドイツで監視者が監視対象者の日常的な愛を目の当たりにして気持ちが揺れ動く作品

尋問や監視が得意な主人公が舞台作家と舞台女優を監視する中で、それまでの冷徹な感じから人…

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Jun
3.7
記録
排外的な言説や党が人気を集める昨今、イデオロギーとはなんなのかを考えないといけないと思った
4.0

シュタージについては映像の世紀で見たので一応知ってはいた。凄まじい監視社会で恐ろしい。主人公は国家に忠実で真面目だったからこそ私利私欲の大臣や上司に失望し、監視対象者であるドライマンにシンパシーを感…

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鑑賞記録
NAMI
4.8

これほど作中で人を殺すことなく、それでいて独裁国家が生む悲劇を痛切に訴えかける作品があるのか

ベルリンの壁を実際に見た時、想像よりもずっと薄くて驚いた。彼らを隔てていたのは、端にある薄っぺらい壁で…

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