とても興味深くて、素晴らしい映画。
シュタージって本当に恐ろしい組織だ。
一時期はKGBより怖いって言われていた。
悪名高き組織だ。
最初はシュタージの一員として職務を全うしていたけれど、徐々…
75点(100点満点中)
地味なテーマと内容なのに非常に引き込まれた。主人公役のウルリッヒ・ミューエ(あの『ファニーゲーム』のお父さん役!)の哀愁漂う演技が素晴らしい。劇伴も悲哀の演出に一役買って…
1989年11月ベルリンの壁崩壊。この東西冷戦の象徴に人々がよじ登り、ハンマーや何かを手に、取り壊そうとする姿がテレビに映されていたとき、僕は15歳で、高校受験を控えながら不思議なものを見るような気…
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タイトルの【善き人のためのソナタ】というワードが劇中に出てくる度に、
胸がジーンとした。
『この曲を本気で聴くものは悪人にはなれない』
『これは私のための本だ』
心に残るセリフ…
ベルリンの壁崩壊前の東ドイツが舞台。
秘密警察であるシュタージに所属するエージェントが主人公。
主人公であるウルリッヒ・ミューエの無機質な演技は素晴らしかった。そこから監視対象から影響を受けて微かに…
数年ぶりに観たけど、東独モノ最高傑作どころか間違いなくオールタイムベストに入る
終始セピア色のかかった画づくりと、物語の構成要素の全部が良すぎるし、登場人物全員、最後ノスタルジーに浸る大臣まで含めて…
「これは私のための本だ。」
映画には必ずしも派手な展開や映像が必要では無い、静かな感動だけでもひとは充分に感動できる。
国家に忠誠を誓う冷徹な主人公が国家に反抗の意思を持っている可能性のあるとある夫…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion