日本初のトーキー映画ということで観た。イヤホンもない時代だし、作家業にとって雑音は本当に大敵だったんだろうなと思う。にしたって神経質すぎるし、そういうキャラクターなんだとは思うけど。
クライマックス…
日本初のオールトーキー作品。劇作家が、隣のレコードの音がうるさいと文句を言う。浮かれて戻り、女房がふくれる。それを、工事の音、飛行機、動物の鳴き声などが絶えることなく入っている。その工夫が楽しい。溝…
>>続きを読む1931年製作公開。原作北村小松。脚色北村小松。監督五所平之助。日本での本格的なトーキーの映画であるとのこと。
とにかく芳紀21歳の田中絹代の魅力満開。声もお顔も可愛らしいったらありゃしない。隣の…
昭和6年(1931年)製作、日本人が初めて田中絹代の声を聞いた映画。
主人公(渡辺篤)は脚本家、新しく引っ越してきた家で執筆しようとするが、いろんな音がが邪魔をする。
隣家からジャズの演奏が聞こえ、…
日本初の全編音声ありのトーキー作品。
犬の声や猫の鳴きまね、目覚まし時計の音、ジャズミュージックなど、明らかに意図的に様々な音を盛り込んでいる。
騒音に苦しむ主人公・芝野新作に対し、音という表現手段…
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