1944年、野戦病院で日夜激務に追われる軍医の藤崎恭二は、運び込まれた患者から不幸にも梅毒に感染してしまう。終戦により故郷に帰った恭二は、誰にも打ち明けることなく静かに病気と闘うのだった…
黒澤明…
このレビューはネタバレを含みます
「生きて必ず帰って下さい」的な戦争エモ消費映画は沢山あるし、なぜかそれも特攻という題材にタイムスリップが用いられフィクショナイズされている(「永遠の0」、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」…
>>続きを読む第2次大戦中、
野戦病院の外科医をしていた藤崎(三船敏郎)は、ある男の手術中誤って指を切ってしまい、その男が梅毒に感染していたことから、
藤崎も梅毒に血液感染してしまった。
藤崎には内地に婚約者…
黒澤明初期の病いゆえ身を引く男とすがる女の古典的ドラマ。この頃の三船敏郎は大根だけど声と顔面がカッコ良すぎて葉巻吹かして不敵な笑みを浮かべてほしい。七人の侍、羅生門にハマらなかった当時の自分はこの映…
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