八月の狂詩曲(ラプソディー)の作品情報・感想・評価・動画配信

『八月の狂詩曲(ラプソディー)』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

BS松竹東急の『よる8銀座シネマ』(「2夜連続 黒澤明監督特集」)で鑑賞。

長崎の山村に暮らす祖母との忘れられない夏休み。戦争や原爆に向き合うことは難しいが、本作はその方法の一つを劇的展開や説教臭…

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3.8
何度観ても、あの山の上のピカの目と、お婆ちゃんが雷に反応しておかしくなるシーンと最後に台風の中、長崎に向かっていくお婆ちゃんとそれを追う子供たちのシーンが強烈。
子供の頃観て、トラウマになった。

映画を通せばリチャードギアを謝らせることも可能です。あらゆる忘却のエネルギーのなかでおばあちゃんはコアの部分にいるし、わたしたちもおばあちゃんの悲しみの洗濯機にのまれぐるぐると8月を無駄にしていくの…

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4.3

長崎から少し離れた山里で茅葺き屋根の一軒家に住む祖母の鉦(セイ)と夏休みの間泊まりに来てる孫たちとの一夏の交流を描いた話。
1945年8月9日に長崎に落とされた原爆をテーマにしてる。孫たちが訪れた被…

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長崎の爆心地から8kmの山間に住むおばあちゃんの記憶が子供達との夏の思い出を紡いでいく。

日本昔ばなしに出てきそうなのどかな村の夏の風景の数々が眩しい。
満月の柔らかな光と、
ピカの暴力的な光の…

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4.2
夏休みに長崎乃おばあちゃんのもとへ遊びに来た孫たちとの交流を描きつつ、原爆投下への悲痛を黒澤明監督が描いた名作。
おばあちゃんと孫たちの思いが昇華されるラストで涙。
pluvia
4.0

8月なので、これを数度目の鑑賞。

都会育ちの孫たちが田舎の祖母の家に滞在し、風土や生活の感覚のズレに戸惑いながらも少しずつ馴染んでいく。その過程は観客の映画体験とも重なり、ズレが埋まっていく感覚を…

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過去記録
とも
-
かなり戦争にフォーカスした作品だった

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