“欲望”という名の電車に乗って“墓場”という駅で乗り換えて“極楽”という駅で降りたいの〜。
ヴィヴィアン・リー演じる主人公ブランチが吐くこんな台詞から始まる本作はとても救いのない内容であることを暗示…
この映画の軸は、異質と嫌悪・残虐なのかなと考えた。
ブランチは確かに気が狂っているし、病気で異質だろうけれど、異質は嫌悪・残虐から作られたんじゃないかって。
異質なものがあるから嫌悪があって、嫌悪が…
ヴィヴィアン・リーの演技が凄まじく特に終盤の目の演技!本当におかしくなってしまったと錯覚するほどに作り込まれていた。
荒くれ者の元兵士を演じた若き日のマーロン・ブランドもギラギラしてて凄みがある。
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素晴らしい題名の素晴らしい映画!
舞台の良さと映画の良さを的確にミックスした、まさに名作と呼ぶに相応しい映画です。(もちろん原作の戯曲も名作です。)
この作品は対比がすごく上手で、その力でグイグ…
"才能と意地のぶつかり合い"で完成した不朽の名作であり衝撃作。
制作陣のほとばしる熱意、物語の抑圧された特に性的衝動の重さ、ニューオーリンズという南部特有の風土が画面に焼き付いて、胸焼けするほどの…
~ イライラと不安と。。。こっちまで病みそうな映画 ~
これって本当に演技なの?ってくらい怖い程の迫真に感情が持っていかれて観終わった時には疲労困憊の自分がいる(笑) キム・ハンターとカール・マルデ…
孤独と加齢と幻想妄想。
うわっいい男!マーロンブランドの男前っぷりがすごい。
ヴィヴィアンリーが1951年ですでに加齢した役でおでこにシワがあって…勝手に1950年代がピークに花開いていたようなイメ…
ヴィヴィアン・リー演じる精神を病んだブランチがすごい。前半は虚言癖のある、プライド高くて痛いだけの承認欲求オバケかと思えたがもっと深刻だった…あのお姫様ルックが哀れすぎて逆に笑えたりして。
マーロン…
タイトルからめんどくさい男女の恋愛ものかな~と思ってて興味なかったけど有名なのにはそれなりの理由があるんだろうと思い直して見てみた。
初ヴィヴィアン・リー。ラストにかけての演技が凄かった。
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