あれ~お徳さん…(泣)
確信犯的に泣かせに来ている脚本です。
明治時代?では家柄の違いでの悲恋は多かったのだろうか?
イメージでは役者なども水商売扱いであまり家柄が良いとも言えないのかと思いましたが…
綺麗な東海道四谷怪談
美しいに違いないのだが
理不尽な理由で周囲や主人公から
痛めつけられるお徳はとても
直視に耐えなかった
歴史を知れば知るほど
女の不遇や現在進行形の差別
インドのカースト制…
淀川長治さんが邦画ベスト3(残菊物語、羅生門、戸田家の兄妹)にあげた1本。ストーリーは分かりやすいが、いろんなテーマが盛り沢山。親の七光りでチヤホヤされるが、実は才能のない子の苦悩。家柄の違いで結婚…
>>続きを読むあまり画を動かさない
レイアウトの美しさ
だからこそラスト、病に伏せるお徳の元へ走る菊之助のショットが最高にドラマチックな演出
歌舞伎の名門の息子として甘やかされた菊之助
そんななか一人お徳だけは…
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