森林空撮からのどかなカントリーミュージックに始まり、その下では隣人にダイナマイト投げつける人間の憎み合い。ま、そんな大袈裟なもんでもないか。でもそんな感じの強がりの男社会で譲れないものを守ろうとして…
>>続きを読むポール・ニューマンが監督・主演の、米オレゴン州で伐採業を営む頑固者一家の物語。
副題になっている”Never give an inch”(1インチも譲るな/1歩も引くな)を家訓とする頑固な家長ヘン…
素晴らしすぎて感想まとまらないとか一丁前に思ってたけど、皆さんが書いてるからわざわざ言うまでもなし。エディーバウアーのカタログみたいな衣装、腰につけてるプープー鳴るやつ、食卓に並んだ食べ物と食器も素…
>>続きを読む食卓の話題には口を挟まず、来る日も来る日も料理に洗濯のリーレミック。人が死んでまで働く意味が?と初めての主張に対して言い聞かせるでも小馬鹿にするでもなく、生活のため、寝て抱いて食べるためだよ、とただ…
>>続きを読むとにかくリチャードジャッケル!最後までおどけるリチャードジャッケル。チェインソーで切り込む大木を回るカメラや、伐採シーン、浜辺での乱闘や河で引導するクライマックス……贅沢すぎてたまらない。"1インチ…
>>続きを読む「オレゴン大森林/わが緑の大地」
冒頭、スタンパー一家。伐採者、組合員、ストライキ、取引会社との契約、頑固な老人、事故で骨折、向こう見ずな息子、従兄弟、腹違いの弟、恨み、仕事、ダイナマイト、ボート…
どうしても見つけられなかったので、輸入盤を購入して英語で視聴。
原作の小説は『カッコーの巣の上で』で知られるケン・キージー。個人主義思想、西部フロンティア精神、ヒルビリー文化、原理主義、こういう伝統…
伝統的な反骨するアメリカ家族映画。他の映画にはない細部が光る。縁石の代わりに桟橋に乗り上げるボート、仕事を妨害にされてキレたポール・ニューマンがチェーンソーで机を真っ二つ、無謀な川下りを成功させ事故…
>>続きを読む社会から外れても己を曲げず、時代から取り残されても決して媚びずに貫く。家族(という形式)は足枷ではあるが最後の砦でもある。大木に挟まれて腕がちぎれるヘンリー・フォンダ。ポール・ニューマンの目の前で溺…
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