雨に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『雨』に投稿された感想・評価

【降りやまぬ雨の波紋 ドラムのリズムの衝動】

(1932年・米・94分・モノクロ)
監督:ルイス・マイルストン
原題:RAIN
原作:サマセット・モーム著『ミス・トンプソン』の翻案であるジョン・コ…

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「西部戦線異状なし」(1930)のルイス・マイルストン監督が手掛けたホラー的な文芸映画。原作は英作家サマセット・モームの短編「雨」(1921)。閉塞状況の南国の島で宣教師が娼婦を洗脳しようとする物語…

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JaJa
3.2

淀川長治の本で知った作品。
ウォルター・ヒューストン演じる宣教師がそんなに関わらなきゃいいのにジョーン・クロフォードに粘着して、終いには自殺するという。
ジョーン・クロフォードに魅せられていたのか?…

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1932年というプロダクション・コードの厳格な運用が開始される(直)前だから作れたんだろう、と思わせる悪女勝利エンド。ずーっと上から目線で説教してくる宣教師おじさん、最後の目のギラギラが気持ち悪くて…

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3.3

サマセット・モーム原作の戯曲は伝説の大女優ジーン・イーグルスが演じた事で有名である。
戦前にはラオール・ウォルシュ監督、グロリア・スワンソン主演で映画化されており、戦後にもリタ・ヘイワース主演で映画…

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再見(DVD)。初見は10年前ぐらいにヴェーラで16ミリだったと思う。何とも不気味な映画だっだなという記憶を再度確かめるべく再見。

サマセット・モーム版の「エクソシスト」である。結局、悪魔=魔女=…

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主人公の考えないが、急に変わりすぎる点が、不自然で納得出来ませんでした。
何らかの大きな出来事の挿入があったらと思いました。
最後のシーンの展開もわからなく、解説を読んだ後、見直してもやはり分かりに…

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コレラと大雨で足止めを食らった様々な事情を抱える人達。

自由奔放なワケあり女性を改心させようとする人間味のない牧師。雨の音と異国の地の太鼓の音、閉鎖的な空間も相まって目ん玉ガンギマリで洗脳されちゃ…

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4.0
これ、めっっっっちゃ好き、ジョーン・クロフォードがカッコよくて、惚れる……。
登場シーンの、バンっ、と手を付いて、ガッ、ガッ!ってところすごい好きなんだよな(何を言ってるんだ)

このレビューはネタバレを含みます

キリスト教的な保守思想と自由的な思想の対立を描くことで、前者の無自覚な暴力性を暴き出す映画だと感じた。作中に出てくるデイビッドソンやその夫妻は正しい人間ではあるんだろうけど、自由なトンプソンに過剰な…

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