『雨』に投稿された感想・評価

節分から一夜明け、あの服は間違いなくお父さんだったと証言する3歳児は次の仮説を立てたと言います。

仮説その一「鬼のお面を被ると誰もが鬼になってしまう説」

仮説その二「本物の鬼が窓の外にいてお父さ…

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雨の日にタイトルにひかれて。これはミステリアスで文学的で人間洞察が深くおもしろかった。ベルイマン好きにオススメ。牧師の仕事を断り、医師の資格をとり、世界を旅する小説家となったサマセット・モームの短編…

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【降りやまぬ雨の波紋 ドラムのリズムの衝動】

(1932年・米・94分・モノクロ)
監督:ルイス・マイルストン
原題:RAIN
原作:サマセット・モーム著『ミス・トンプソン』の翻案であるジョン・コ…

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「西部戦線異状なし」(1930)のルイス・マイルストン監督が手掛けたホラー的な文芸映画。原作は英作家サマセット・モームの短編「雨」(1921)。閉塞状況の南国の島で宣教師が娼婦を洗脳しようとする物語…

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tomoko
2.9

宣教師側に同情の余地無し。自分は絶対的に正しいと過信して、他人に説教する傲慢な奴は偽善者だ。自分の犯した罪を償う勇気も無いやつに説教されたくない。自殺が発見された朝、サディーがかけていたレコードは笑…

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KAHO
-
最後の意味が分かると、あー
JaJa
3.2

淀川長治の本で知った作品。
ウォルター・ヒューストン演じる宣教師がそんなに関わらなきゃいいのにジョーン・クロフォードに粘着して、終いには自殺するという。
ジョーン・クロフォードに魅せられていたのか?…

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1932年というプロダクション・コードの厳格な運用が開始される(直)前だから作れたんだろう、と思わせる悪女勝利エンド。ずーっと上から目線で説教してくる宣教師おじさん、最後の目のギラギラが気持ち悪くて…

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蓮見重彦、山田宏一が、ヨドガワ先生に本作の語りの描写の見事さ。「映画千夜一夜」に記されている。

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