あーこれは日本ではDVD化されていないのかぁ~。やっぱ勿体ないなあ。
なんかミュージカル調だけど、独自の視点から語られる作風と、アカペラに入る間が絶妙。各パートでカメラワークや色合いが若干変わったり…
リバプールの5人家族のうち、アイリーン、メイジー、トニーの三姉弟と母親の視点から父親の死の前後それぞれの人生が描かれた作品。
写真のようなショットが多い。ほとんど皆歌っているけど、映画全体的に静か…
この監督は、日常のリアリティ、そこに潜む詩学を追求した結果、 記憶の再構成にたどり着いたらしい。それはいいんだけど、ぼくは仰々しい回想よりも小津のほうが主観的にも客観的にもリアルだと思った。おそらく…
>>続きを読むやはりこういう映像美をとことん追求したような映画というのは見ているだけでうっとりさせられる
おそらく監督自身の思い出に則った部分が多いからだろうが、全編に亘りノスタルジックな雰囲気に満ち溢れていて…
“何故そうなった”を徹底排除した結果系の話法は好きなのだが、いかんせん録り方がヤダ。
人物は徹底して壁際に立っており、奥行きを排除した画面作りなのだが、それがゴダールやドライヤーのように上手くいっ…
人物のバストショットが多く寄りの画が多いはずなのに人物の把握が大変難しい。
最初の家の外から中へカメラが入り、パンするという流れのかっこよさ。登場人物が歌う音楽が物語を過去や現在あっちこっちに動かし…