小さい健一だったからショーケンである。
傷だらけの天使で牛乳瓶の蓋を口で開けていた頃の作品とのこと。
本作はとりとめもなく堕ちていく青年のお話。
原作石川達三の本は学生時代に途中で挫折しました。
荒…
『青春の蹉跌』('74)観た。時代背景は学生運動の狂乱の時代が終わった頃。説明するとすごい強欲でのし上がり系みたいなんどけどそうじゃなくて相手主導でいい思いしてる男が都合よく死ぬ話し。かっこ悪い人が…
>>続きを読む没後1年のショーケンこと萩原健一さんを偲んでWOWOWで放送された作品を観賞。
当時の学生運動を背景に懐かしい歩行者天国のシーン等も登場。
ちょうどTVドラマ「傷だらけの天使」と被る頃の破天荒なショ…
えんやーとっとえんやーとっと
やけに脱ぐシーンが多いのは作家性としても、作品のアクセントとしてきれいにハマっている。
ラストシーンのそれも作家性と感じる。すごい化学反応だ。
カットを別のシーンで…
「ねえ、お金くれへん?100円でええねん」
これが鼻かじキスの元祖か。
ショーケンが屋外を歩いてる時は大体柵や木の枝越しに撮られていて、彼が社会の枠組みに捕らわれている様を表している。
…
ショーケン追悼番組の録り溜め。
開始1分、何をやっているのやらまったく訳の分からないショーケンの魅力に、たちまちのうちにぜんぶ持っていかれてしまう。(あとで続きが出てきたときに意味を見出すことは出…
原作の江藤は、若いくせに打算的で、でもその打算も青臭くて、自尊心が高くてあまり好きではなかったのだけれど、映画の江藤は若い愚かさがあって、熱っぽくて、ショーケンに合わせたキャラクター設定だったのだろ…
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