イラン人監督アッバス・キアロスタミが、小学生たちに宿題事情をインタビューしたドキュメンタリー。
随分前の映画なので今はかなり変わっているとは思いますが、インタビューを通して当時イランの教育が抱えて…
突然おすすめに出てきて「あと5日で配信終了」というものだから急いでキアロスタミ作品マラソンを敢行。
イランの小学生の宿題事情にフォーカスを当てた監督のドキュメンタリー。
「友達の家はどこ?」でも…
記録用
アッバスキアロスタミ監督作品。
今作は名作「友達の家はどこ?」の精神的続編や姉妹作と言えるだろう。
「友達の〜」は寓話的で主人公の少年の目線で小さなロードムービー的作品である。
今作は少…
(2025.111)
自身の子供の学校からの宿題に関して疑問を抱いたキアロスタミ監督は、自ら学校に赴き宿題をやらなかった子供達に“なぜ宿題をやらなかったのか?”と尋ねることにする。
冒頭に“これは…
キアロスタミらしい着眼点でイランの内情を浮き彫りにする。質問はシンプルで、宿題の話に関してと罰とご褒美についてを一人一人呼び出して問う。その中で抑圧される子供たちや古びた教育制度、家庭環境の実情が見…
>>続きを読む家庭を覗き見するような会話が単純に面白いけど
教育というテーマについては
外人の分際でアレコレ注文つけられるものではないですね。
改善は常にされるべきものなのは当然のことで、
割といい教育なんじゃな…
カメラに向かって喋る。通常の映画であれば禁じ手とされる行為。それに限らず言わば非映画的な行為が許容されうるのがドキュメンタリーと捉えることも可能ではある。「純然たるフィクションも純然たるドキュメンタ…
>>続きを読む(C)1989 KANOON