▼10/19/16鑑賞
戦国悲劇、35mmの能舞台。シェイクスピア、マクベス翻案。山田五十鈴が恐ろしい。物の怪の婆、浪花千栄子。立ち込める濃霧、巨大なオープンセット、森然たる雰囲気。三船弓浴び、伝説…
山田五十鈴さんが圧巻すぎる。
男社会の女の在り方、所作、動きに伴う音、血への視線。本当に痺れるシーンばかりだった。
けど、男の人のセリフまじで聞き取れないところおおくて理解できてない会話めっちゃある…
圧巻とはまさにこのこと。
三船敏郎に実際の矢を放ったとされる
1957年に作られた本作のラストシーンは
今のどの作品よりも鬼気迫るものがある。
一つ提言したいのは黒澤作品の
音声リストアを出来ない…
記録用
黒澤明監督作品。
原作はシェイクスピアの4大悲劇「マクベス」。
物語は原作と同じだが舞台が11世紀のスコットランドから日本の戦国時代に変更されているため日本人でマクベスを知らない方にはこち…
こわっ、です。
権力への渇望、野心に溺れた政治家や芸能人をはじめとする数多の人々で、罪悪感を感じてる人はどれくらいいるのだろう。
ここに出てくる人はみなもちろん恐ろしいけれど、病んでしまうほどの普…
思った以上に忠実なマクベス翻案だった。ただ、権力争いや出世欲というよりも、男性社会の権力志向が極端に図式化された戦国時代で誰もがそれに抗えず、権力者と犠牲者が紙一重となる構図に思われた。
砂漠みたい…
NHK-BSのオンエアを録画視聴。初見。
シェークスピアのマクベスの翻案であることは知っていたし、E-テレの「黒澤明が描いた『能の美』」という番組も見ていたので、いろいろ予備知識はあった上での鑑賞。…