[ヒーローとは対局の男たち]
※ネタバレはしてませんが、こうだったら良かったと思うクライマックスを書いてます。
ずっと気になっていた井筒監督のこの作品を鑑賞。
『ヒーローショー』という軽いタイト…
井筒監督はこれまでも、暴力の世界を描いているけれど、この映画に出てくるのはただのダメな若者で、暴力のど素人で。
殴る拳の弱々しさよ。それがかえって、殴る痛みをこちらにも感じさせるような。
作り込まれ…
この映画の世界にだけは入りたくねぇ。まあ、この映画は東大阪大学の学生とその友達のゴト師がリンチ後生き埋めにされ殺されたという実際に起きた事件が元になってるし、殺されることはないにしてもこういう世界は…
>>続きを読む若さの暴力。取り返せない事実。いつものように流れる日常。
かなり前に見たけれど、久しぶりに見返したので。
後藤くんの演技、福徳くんの涙、そして何といってもジェントルくんのホンモノかと思わせる狂気を…
途中まではよかった。
止まらない暴力の連鎖。暴力というものが持つ、どういう風に落とし前をつければ良いかが分からないあの感じ。
これらは観ていてとても心に刺さった。
ただ、後半部分はどう考えても長い…